「売れる」ならなんでもいいわけではない。
ということはなんとなくご理解いただけると思います。
「売れる」けれど、例えば「数」を追求して流行を追ってしまうと、
どうしても商品寿命が短くなります。
流行している商品というのはブームなので
大手の流通がガンガン流通させ
最終的には絶対数を背景にした価格戦略(値下げ)が行われ
最終的には利益が残らない価格設定でブーム終了。
ブームでしかけて入荷のタイミングと
ブームの終焉が前後して
在庫過多→経営圧迫
ということが起こりがちです。
では、小規模事業者にとって「面倒くさくなく」 、「売れる」とは何か?
答え ある程度指名買いがある「ニッチな”定番商品”」をもとに組み立てること!!
ぼくたち小規模事業者は大手と比較し、人手と資金と時間が限られています。
だからこそ、限られた時間を効率的に使っていく必要があります。
あたるかどうか分からない一発の大きな売上ではなく
小さくてもしっかりと定期的売れる、積み上がる売上げが良いでしょう。
一つ一つは小さくとも、今日やった品揃えが数年にわたり積み重なる・・
そうすることで安定した売上を作っていけるのです。
初期段階では自分のお店に力が無くファンもいないので
商品自体に力があり、ある程度指名買いがある、
いわゆる「定番商品」
を取り揃えていきましょう。
「定番商品」とは
・すでにそのジャンルでの評価が固まっていて壊れたら(無くなったら)また同じモノを買う
みたいな買われかたをするモノです。
あとは
・そのジャンルに通じてる人からすればその道具を使うのがある種ステイタスというか「わかってる」感があるようなモノ
のことをここでは言います。
「定番商品」はそのモノ自体に信頼性やブランド価値があるので、お店自体の評価は(新しい店舗であっても)問われにくいです。
また、一度販売のページを用意したら定期的に売れ続けるので、そのような商品を見つけて掲載を増やしていけば売上げを積み重ねることができます。
月に3〜5個しか売れなくても、そんな「定番商品」を10個100個と積み上げれば良いのです。