小売業においても
”より速く””より大きく”
と進んで行くのですが、
ぼくが物心ついた頃1970年代前半
食料品においては、
ようやくローカルなスーパーが主流になってきていましたが、
まだまだ、
お肉は精肉店、魚は生魚店、布団は布団屋、金物屋、青果店
電気用品は近所の松下電器や日立などのパパママショップ
で買い物してました。
競争というよりは商店街で持ちつ持たれつ・・みたいな印象でした。
社会背景としては
生産するメーカーにおいては大量生産の合理化が進んでいたのですが、
百貨店法〜大店法と
中小零細小売りを保護する意味合いも大きい法律がありました。
合理化した大量生産の大手の家電メーカーや自動車メーカーは
小売りのところの合理化を大型化で進めることができないので
小規模小売りの系列化によって売り場の確保をしていました。
それが家電メーカーごとの家族経営のお店や
自動車メーカーの系列販売店を型作ったのです。
あくまで独立した中小零細企業の販売店なので
規制にかからず売り場を確保できるのです。